※2026年10月9日時点のNTTドコモ公式サイトの情報をもとにしています。条件は変わることがあるため、最新の内容は公式サイトで確認してください。

「dポイントが12月2日に失効する」というお知らせを見て、自分のポイントは消えるのか、消えそうな分だけ先に使えないかと調べている人も多いと思います。

結論から書くと、dポイントには「失効しそうな分を選んで使う」ボタンはありません。その代わり、ドコモの案内には有効期限の早いポイントから優先して使われるという決まりがあり、使えば自動で期限の近い分から減ります。さらに今の制度では、加盟店などで一度使う・ためる(ドコモ料金分の進呈を除く)だけで、手持ちのdポイント(通常)全体の期限が延びます。

この記事では、改定ウォッチが記録しているドコモの告知3本を時系列で並べ、失効する人・しない人の条件、延長される使い方、失効予定の確認手順を一次情報で整理します。

dポイントの失効は2026年12月2日0時:告知3本の時系列

今回の失効は、突然決まったものではありません。ドコモは2024年12月から3回に分けて案内しています。

告知日 告知 書かれていること
2024年12月18日 報道発表「dポイントクラブ」のサービス内容の変更 有効期限を「獲得月から48か月後の月末まで」から「最後にポイントを利用(ためる・つかう)した日から12か月後まで」に変える予定。実施時期は2025年10月(予定)と記載
2025年10月20日 【重要】dポイントの有効期限変更について 実際の変更日は2025年12月1日。この日にdポイント(通常)の有効期限を一度2026年12月1日にそろえ、その後は利用に合わせて延長。期間・用途限定ポイントは延長されない
2026年8月25日 【重要】dポイントの有効期限変更後の失効(2026年12月2日)に関するお知らせ 2025年11月30日までに持っていて、12月1日以降に一度も利用していない人のdポイントは2026年12月2日(水)0時にすべて失効。ドコモ料金の支払いでためているだけでは延長されない

2024年の予告では「2025年10月」とされていましたが、実際の変更は2025年12月1日でした。古い記事やdポイントカード(プラスチックカード)の裏面にある「獲得月から48か月後の月末」という説明は、2025年12月1日以降は当てはまりません(ドコモの告知に明記)。

失効の対象になるのは、2025年11月30日までにdポイントを持っていて、2025年12月1日以降に一度も「ためる・つかう」をしていない人です。有効期限が「2026年12月1日」と表示されていれば、2026年12月2日0時00分に失効します。

延長される使い方・されない使い方

ここがいちばん間違えやすいところです。「ためる」も延長の対象ですが、何で貯まったポイントかによっては延長されません。ドコモの告知と特設ページに書かれている例を表にしました。

延長される(公式の例) 延長されない(公式の例)
街のdポイント加盟店でdポイントカードを提示し、1pt以上つかう・ためる(一部対象外の店舗・商品・サービスあり) 毎月のドコモ料金の支払いでためているだけ
ドコモ料金の支払いにポイントを充てる(2026年10月末までの申込が必要) ドコモのケータイ・ドコモ光・ドコモでんき・ドコモ ガスの利用料金に対するポイント
dショッピングで1pt以上つかう・ためる(キャンペーンポイントの「ためる」は対象外) ドコモのサービスの月額・定額利用料に対するポイント
Amazonでdアカウントを連携し、1pt以上利用する、または1決済5,000円(税込)以上の買い物でためる キャンペーンやアンケートでもらう期間・用途限定ポイント

特設ページには「ドコモのケータイ料金やドコモ光の利用に対するポイントのみでためている方は、2026年11月10日(毎月10日)頃進呈予定のポイントも2026年12月2日に失効します」とあります。毎月ポイントが増えていても、それが料金の分だけなら安心できません。

また、有効期限の判定はdポイントクラブの履歴の「反映日」で行われ、加盟店からのデータ反映には数日かかる場合があります。12月1日ぎりぎりではなく、11月中に済ませるのが安全です。

特設ページの「こんな方も注意が必要です」には、以前ポイント共有グループを組んでいて自分ではポイントを利用していない人、home 5Gなどを契約していてそのポイントを利用していない人、機種変更で2年に1回しかポイントを利用していない人が挙がっています。また同じページのよくある質問では、dアカウントを複数持っていて会員統合していない場合、メインでないアカウントにポイントがたまっている可能性があるとされています。

dポイントの有効期限の延長対象になる使い方と、ドコモ料金で貯まるだけなど延長されない使い方を比べた表
dポイントの有効期限が延びる使い方・延びない使い方(ドコモの告知と特設ページの例)

「失効分だけ使う」は選ぶのではなく、期限の早い順に自動で使われる

「失効しそうな分だけを指定して使えるのか」という疑問への答えは、「指定はできないが、自動でそうなる」です。ドコモの案内に使うポイントを利用者が選ぶ手順は見当たりません。代わりに、d払いでdポイントを使うときの案内(ご利用案内「dポイント利用」)には、使われる順番が次のように書かれています。

dポイント(期間・用途限定)と通常のdポイントを同時に保有している場合は、有効期間の終了日が早いものから優先して利用されます。
また、有効期間の終了日が同一の場合は、dポイント(期間・用途限定)から優先して利用されます。

つまり、使えば自動的に期限の近いポイントから減っていくので、「失効しそうな分から使う」は利用者が何もしなくても実現されます。期限が同じ日なら、期間・用途限定ポイントのほうが先に使われます。

もう一つ大事なのは、今の制度ではdポイント(通常)の期限が「最後に利用した日から12か月後」にまとめて決まることです。2025年11月までは貯めた月ごとに期限がばらばらでしたが、今は加盟店などで一度ためる・つかうをすれば(ドコモ料金分の進呈を除く)、手持ちの通常ポイント全体の期限がその日から12か月後に延びます。期間・用途限定ポイントを「つかう」ことも延長の対象です(2024年12月の報道発表と2025年10月20日の告知の注記)。一方、期間・用途限定ポイントを「ためる」ことは延長の対象になりません。12月2日の失効を避けるだけなら、失効予定のポイントを全部使い切る必要はありません。

つまり、使った結果として期限の早い期間・用途限定ポイントが先に減っても、その「つかう」で通常ポイントの期限は延びます。ただし、上の順番の決まりはd払いでdポイントを使う場合の案内に書かれたものです。街の加盟店で使う場合も同じ順番かは、その案内からは確認できません。

dポイントを使うと有効期限の早いものから優先して使われ、同じ期限なら期間・用途限定ポイントから使われる流れを示した図
dポイントは有効期限の早いものから自動で使われる(ドコモの告知とご利用案内より)

失効予定のdポイントを確認する手順

自分が対象かどうかは、ドコモの告知にある次の画面で確認できます。

  1. dポイントクラブアプリかdポイントクラブサイトを開き、dアカウントでログインする
  2. 「ポイント詳細」を開く
  3. 「1年以内に失効するポイント」を見る
  4. 有効期限が「2026年12月1日」になっていれば、12月2日0時に失効する分がある
  5. 加盟店などで使った・ためた数日後にもう一度開き、期限が延びたか確認する

2026年8月25日には同じ「ポイント詳細」画面に「獲得予定のポイント」欄が加わり、当月から翌月分の獲得予定日と予定ポイント数が見られるようになりました。一方、2026年9月1日からはPC版サイトの一部の履歴画面の表示期間が13か月から7か月に短くなっています(詳細履歴画面とアプリは13か月のまま)。履歴をさかのぼって確認するならアプリを使うと見落としが減ります。

2026年9月29日には「dポイントを送る」に「履歴から送る」「保有ポイントをすべて送る」も加わりました。2024年12月の報道発表では、「dポイントを送る」は新たに追加される機能も含めて有効期限の延長の対象と明記されています。

12月2日までの締切を日付で整理

やることの期限を、日付の早い順に並べます。

日付 できごと やること
2026年10月31日(土) ドコモ料金への充当の申込期限(「10月末まで」) ドコモ料金の支払いに充てたい人は申し込む
2026年11月10日(火)頃 ドコモ料金に対するポイントの進呈日 料金だけで貯めている人は、この分も12月2日に失効する
2026年11月中 加盟店からの反映に数日かかる 加盟店で提示して1pt以上つかう・ためる。数日後に「1年以内に失効するポイント」で期限が延びたか確認
2026年12月1日(火) 有効期限の最終日 この日までの利用が判定の対象。反映に数日かかるため、当日の利用は避ける
2026年12月2日(水)0時 未利用分が失効 この時点で利用がなければポイントは戻らない

当サイトの運営者はdポイントを使っていないため、実際の画面で延長を試した記録はありません。手順と条件はすべてドコモの公式ページで確認した内容です。

dポイントの次の改定を見逃さないために

今回の失効は、2024年の予告から実施日が変わり、延長されない使い方も後の告知で詳しくなりました。改定ウォッチでは、dポイントクラブの公式発表を日付つきで記録しています。

使っているカード・ポイントを登録すると、改定があった日にメールで届きます。

dポイントクラブの改定をメールで受け取る(無料)

12月2日まであと何日あるかは計算デスクの日数計算ツールで、12月1日までに平日が何日残っているかは営業日計算ツールで数えられます。加盟店の反映にかかる日数を見込んで、早めに予定を立ててください。

まとめ

  • 2025年11月30日までに持っていて、その後一度も利用していないdポイントは2026年12月2日0時に失効
  • 毎月のドコモ料金で貯まるだけでは延長されない。11月10日頃に進呈される料金分も失効する
  • 加盟店で提示して1pt以上つかう・ためると、通常ポイント全体の期限が利用した日から12か月後に延びる
  • 使うポイントは選べないが、期限の早いものから自動で使われる(同じ日なら期間・用途限定から)
  • ドコモ料金への充当は2026年10月末までの申込が必要。期間・用途限定ポイント自体の期限は延びない

出典